『ユビドン』

机の脚に勢いよく小指をぶつけた、、、『痛てぇー!』

人生において足の小指をぶつけるという惨事は何回起きるのだろうか?厳密には小指だけでは無い、、、が、、、足の指の小指一帯!

3分間位、何ともやり場の無い痛み。折れたの?取れたの?潰れたの?と慌てて足を見てみても別に普通に指が付いている。無言でしゃがみこみ、指を握ったり撫でたり、引っ張ったり、、、

目算を誤り、何も無いと思われる場所に普通に勢いよく足を運んでしまう恐怖。視界を妨げた何かがあった、、気が散っていた、、、想像できない場所に物があった。確か、赤子の時からぶつけている、うちのチビを見ているとそうだ。そして大人になっても繰り返す、この恐怖の出来事を私は『ユビドン』と名付けたのだが。。。

皆目、この『ユビドン』安心解決方法が見当たらない、解決方法が靴の着用なのかもしれないだとしたら、昔、靴がない時代はどうだったんだろうか?外を素足で歩くなど、想像するだけで恐ろしいが、いや待て待て、靴はやはり外を歩くための解決方法で、屋内での『ユビドン』安心解決方法では無い!

つまり人類の歴史において何ら対策がとられていないのでは無いだろうか?なんて恐ろしい事実だろうか?

私は今日も突然訪れる『ユビドン』の恐怖に怯えながら日々を過ごしている。

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