『アスファルトの香り』
暖かい日の突然の夕立、、、いつもは気付かないアスファルトの香りが漂う。
何か懐古的な気持ちにさせてくれて良いよね。子供の時から同じ匂いを嗅いできたからか、、、雨でも不思議と安心感を感じる。厳密にはそれがアスファルトからなのか、土からなのか、埃からなのか、匂いの正体は良く解らないみたいだが、、、そんなものは、どうでも良い。
人生の歩みと共に生活環境は目まぐるしく進歩してきた。テレビはブラウン管だったし、Wカセットテープにウォークマン、写るんですにビデオテープ、CD・レーザーディスクに、ポケベル・PHS、アメカジにデルカジ、ディズニーランドは入場券と乗り物券が別売だった。正月は爺ちゃんの家で和室に親族一同が座り、嫌いなおせち料理を食わされ、酔っ払った伯父さんに絡まれながら、皆からお年玉をもらった。テレビ番組では芸能人が煙草を吸いながら番組を進めていた。言い出したらキリが無い、そんな思い出の日常は、当たり前に変化・進歩を遂げ、今に至るのだが、、、昔から雨の降り出したアスファルトの香りは変わらないね。きっともっと昔から。。。
人として常に前向きに進歩する努力をし続けたいと思うのだが、、、
変わらないって、、それはそれで、、、素敵だよね。。そう思う。
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