近年、密かに私の中にガラスブームが到来しております。
ガラスと言えばフランスで、昔からアールヌーボーの、ボジョレーヌーボーみたいな(全く関係ない)何だかごちゃごちゃした印象が強く、興味がなかったのですが、歳をとり何だか色々と見聞を重ねていくうちに、アールヌーボーからアールデコへ派生した辺りのデザインや、アールデコの面白さに気付きだし、、、いつからか、、そのデザインへの自分の胸の高鳴りすら感じるようになったのです。その中でもRene.LALIQUEさんの創作センスは素晴らしく、尊敬を超え、ミーハーなファンになっております。
Rene.LALIQUE 1924 COQUILLES ラウンドボウル
得意のブルーオパールセントを使用したコキーユ、コキーユは帆立貝の事で、放射状にオパールセントの帆立貝の柄が広がる。下の写真を見て下さい!4つの貝の丸みでボールを支えるデザイン。なんて素敵な発想だろう。1924年の作品なのに全く過去のデザインに感じない美しさ!!
LALIQUE Pinson Bird ラウンドボウル
1938年のルネラリックさんカタログに載っているのですが、僕のは再生産のモデルなのでは?と個人的には思っております。ボウル全体に小鳥と独特な葉の装飾がナカナカ深い彫りで施されており、攻撃的なのか?温和的なのか?デザインの解釈に困るところが素晴らしい。
BACCARAT Gouvieux ROHAN リキュールグラス
樽型ローハンのグーヴィユーです。アンティークですが、1936年以降に入るバカラの刻印が入っています。現代のバカラからは考えられない薄型なガラスですが、やはり透明度が高く、グーヴィユーの柄が美しい影を作ります。同じサイズの2つを並べていたのですが、寂しいので別のサイズも買いました。
DAUM SORCY 1960(左)& KIM 1950(右)リキュールグラス
ドームのSORCYとKIMは夫婦のイメージで買ったのですが、10歳も年上女房にさせてしまいました。やはりドームはアールヌーボーの雰囲気が強いですね。でもこのシンプルな曲線美は好きです。透明度も高く、こちらも全くデザインの古さを感じさせません。
BACCARAT small vase noir ペン立て?
これはペン立てだろうか?一輪挿しにしては、深さが足りない。珍しいnoir(黒)で何とも70’sっぽいデザインに惹かれたのだが、何年の物なのか詳細はわからない、、、いや、、、面倒だから、どうでも良い。格好良いから良しとする。それより写真が汚いなぁ。拭いてから撮れば良かった、反省。
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