『クリエイティブとビジネス』

世の中に、新しい事を提案したり、マーケットに於いて、新たなトレンドを作り出す事は、非常に難しい。そして更に、その上で、新たな提案を続ける事は、より難しい事になっていく。
一度でも何かに特化して、マーケットに対し大きな影響力を持つ事に成功し、そしてその状態が、数年以上続けば、それは、ある一定の支持者を持った事になり、その提案するブランディングが成功した事になる、しかし、それは同時に、自転だけで無く、公転を意識しなければいけなくなる事を意味する。今までは、自身やブランドにとって、自分達が作り出すという事を主に、意識を集中出来ていたが、成功して行くと共に、常にそれを客観的に評価する者達の意識が加わってくる。気づけば、評価する者達によって、あなたらしさが自然と決めつけられていき、それをあなたのスタイルの様に言われ出す。自転はリーダーとして、道を切り開き続けるクリエイティブで、公転はマーケットのフォロワーに理解される様に変化し続ける事。つまり、一度でもマーケットに影響力を持ちフォロワーに認知をされると、180度クリエイティブの方向を変えたくとも、それは、常にフォロワーに理解される良い形での裏切りにならなければビジネス上、マイナスの影響を与える可能性が生まれてしまう。自転と公転のバランス。自転が強すぎても、ビジネスは難しく、逆に公転を意識し過ぎると、誰でも出来る事をやる事になり、ボディーブローの様に、小さな意識からフォロワーにダウトを持たれはじめる。クリエイティブなブランディングに於いて、その変わらない良さと変わる良さのバランスを理解する事は重要だ。そして、クリエイティブは、やはり感覚的でなければならない。感覚はアートに近く、言葉で表現出来ない力だ。キーパーソンの独特な強さや存在でも良い。全てをパワーポイントに載せれる、誰でもわかるビジネスに傾倒するのは、サラリーマンの仕事で、所詮、オリジナリティーの足りないクリエーターもどきだ。解りやすく言えば、それは直ぐに、チャレンジャーが生まれてくるレベルのブランディングモデルになる。
つまり、、、真のクリエーターは、自転しか考えていない!と言う人が多いが、自ずとバランスがとれていて、自転と公転の中で、常に、イノベーションを続けている人が多い。常にイノベーション!ずっといつまでも、イノベーションし続けているのだ!

物事を生み出す事も難しいが、、産んだ後『子育て』と同じで、どう育てていくか!?は同様に難しい。

才能と努力。そして、常にイノベーション!
その苦悩は、いつも美しく見える。

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