BLUE WILLOW ブルーウィローは、18世紀初頭に中国(景徳鎮)から欧州諸国に磁器が輸出された際、その技術の精巧さに驚き、評価されたことにより、欧州にて生まれた。中国の山水画のウィローパターンと呼ばれた悲しい恋愛ストーリーをベースにデザインされている。18世紀に欧州で広まり、19世紀にかけて、世界へ広がり、日本へは、オランダ船を通じオランダ製が、江戸末期に、伝わった。
悲しき恋愛ストーリーとは、、、偉い人の娘と、恋愛に落ちた、ポッと出の青年。恋愛に激怒した、お偉いお父さんに、塔に監禁されるも、、、逃げて、逃げて、橋を渡り、、船で逃げて、、、挙句、、二人は入水自殺。それを悲しんだ神は、彼等を、鳥の姿に変え、二人は空を飛びまわれる鳥になったというもので、それらが、デザインに散りばめられている。
国内のブルーウィロー生産は、第二次世界大戦後に、米国向け輸出用として『OCCUPIED JAPAN』や『JAPAN』と記された製品が大量生産された。今でも、イギリス製のブルーウィローを見つける事は多いのだが、イギリスでは現在も生産されている事もあり、アンティークの知識がないと、年代の判別が難しく、意外や新しいモノを掴まされる可能性があり(裏に、食洗機・電子レンジ可能と記載された物があるくらい、、、)1900年代前半のイギリスやオランダものより、勿論、精巧さの質に落ちるが、『OCCUPIED JAPAN』は1940年代から50年代のアンティークであり、ある意味、お手頃で、安心なのである。
初めて見たときは、細かい柄の美しさに、ときめいたが、、、何だか、最近は、、、デザインが、濃過ぎて、、、好きだけど、、
正直、、、もう、飽きた!!いらん!!
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