『8月』
日本では、社会人になると、子供の時の様な『夏休み』が無い。
まぁ、今の、、私は、毎日が休日の様なモノだが、、会社勤めをしていた頃を思い出すと、それでも夏季休暇がある分、8月はやはり、業務の集中状態が、途切れる月であった、、
どこの会社も大差は無いが、アパレル業界の会社の多くは、店舗が通常営業している為、本社のスタッフは、皆が、同時に休暇をとる事が出来ず、順次シフト制で、夏季休暇をとる事になるのだが、、大きく捉えると、、やはり『夏休み』なのである。
子供のいる家庭では、『学校』という素晴らしいルーチンが無くなり、他月と比べて、あれやこれや、親として、色々と家族の面倒を見なければいけなくなり、多少なりとも、仕事への、集中力が削がれる、、苦肉の策であるシフト制の休暇も、普段の分担業務の片割れが、いない状態をつくり出したり、、やはり、抜群に効率・精度を下げる、、そして、何より、ガラガラの通勤電車や、素晴らしい天気に、、仕事をする気自体が、削がれたモノで、、それなのに、8月は、決算直前(決算期は会社によって違いますが)の飛び込み指示が出たり、、なんとか、、ギリギリで通常運行をこなした月だった様に思える。
しかし、ある意味、、集中状態が途切れることや、分担作業、ルーチンが崩れることは良い事でもある。普段とは違うスタッフと会話をしたり、再分担をしてみることで、日常業務に対する、見つめ直しが出来たり、シフト制の影響で出来ない事が、増える分、色々と業務について、深く考える時間が出来、、改善点を思いついたりもする。
今、思うと、私が20代の頃は、皆が休みに入ってしまう夏季休暇が大嫌いで、仕事の速度を落とす事が、兎に角、、怖くて、、イライラしたものだった、、そう、、自信も余裕も、実力もない『小僧』だったのだ、、当時の周りのスタッフは、さぞ大変だった事だろう、、今更、反省しているが、、そんな過去も、私は楽しかったので、良しとする、、
しかし、集中し、速度を上げて業務を遂行し続けると、結果的に、本来の目的を、見失う事があるもので、『押してダメなら引いてみな!』という発想すら忘れ、闇雲に押し、壊し続けるという、、正に、『灯台下暗し』に、なり兼ねない、、、
つまり、短いとはいえ、夏季休暇の存在する8月は、非常に『大事な月』なのである。
色々、、、失敗したなぁ。
時に歩みを緩め、周りを見回す余裕が大事である。
しかし、私は、、当面、、この夏休み気分から抜け出せそうに無い、、、
オイラの、、やる気スイッチどこにあるの!?誰か!教えてくれ!!
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