『真面目とは?』
私は、かなりナイーブだが、かなり器用で、そして、、かなりテキトーな人間だと、自分自身を思うのだが、周りの人間が、私を知人などに紹介する際には『こう見えて、意外と真面目な人。』と、言われる事が多い。だから、私を総括した適切表現として、『意外と真面目な人。』で、良いのかもしれない。何だか、ちょっと照れ臭いが、言われて嬉しい自分もいる。そう、『真面目』な事は、非常に良い事なのだから。
だが、、形容としての『真面目』とは、如何程のモノであろうか?ちょっと考えてみた。
『彼は真面目だね。』
『彼は真剣だね。』
どちらも、前向きな表現なのだが、冷静に『真面目』を分析し、常識的に真意を考えると、社会に於いての基本姿勢の表現にしか思えないのだ。実際、、何事もそうだが、物事に『真剣』に取り組むと、当然、既成概念という大きな枠組みにぶつかる事になる。それは、『真面目さ』だけでは、越えられない壁で、真面目である上に、もう一段階、思考を深堀りした『真剣さ』が必要になるのだ。つまり、『真面目さ』と『真剣さ』は、何となく、同じ様な意味に捉えられがち・使われがちなのだが、良く考えてみると、それは、レベル感の違う意味を持つ、形容表現なのではないだろうか!?そう、現実社会では、『真面目さ』は最低限の評価で、、明らかに、『真面目さ』より『真剣さ』の方がレベルの高い評価を意味するのだ。
では、、上記を踏まえ、英語で使う三段活用風に、考えてみよう!!
『真面目さ』<『真剣さ』<『凄さ・素晴らしさ』
『真面目さ』 = ふつう
『真剣さ』 = やるじゃん
『凄さ・素晴らしさ』 = スッゲー
随分、トッチラカッタ話になったが、、ここで冒頭に戻る。『意外と真面目な人。』という紹介になった理由は、そう、私が、初対面の相手の前でも、自由な行動・発言ばかりするので、、先手を打ち、基本がズレている人間と思われるのを、なるべく予防する為だったのだ!
な〜んだ、、そうだったのか、、ずっと『真面目』って、褒められていると思っていたのに、、ちょっとショック。。
ん?!いや、、ちょっと、、待て待て、、我が三段活用風に置き換えたら、、、『意外とふつうな人。』になるじゃねーか!!完全に、褒めてないな、、『真面目』って、形容表現、、実は、大して褒める気ないだろ!?
あははは!! 日本語って面白いねぇ。。
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