『第四オフィス』

私には、いくつかの作業オフィスがある。

その日の気分や、スケジュール・作業時間・天候によって、、作業するオフィスを選択するのだが、、時間が無く、移動が面倒な時には、、もっぱら、近所の通称『第四オフィス』を選ぶ事になる。。『第四オフィス』は、元々バーで、近年は、昼からの飲食店として営業しており、夜のバー活動を早めに切り上げる様になったのだが、、まぁ、元バリバリの夜の店である。勿論、飲食店化に伴い、内装の変更はあったが、、バーカウンターは、昔と変わらず、私にとって、落ち着く、馴染みのバーカウンターなのだ。。店主とは、PCの電源も、Wifiも使わせて頂ける、馴染みの仲なので、そこを、店主オフィシャルの 『第四オフィス』にしている。

昼からの飲食店化に伴い、、昔のバー時代からの顧客達の多くは離反せざるを得ないと、簡単に予測できるが、、ここは不思議だ。。逆に、近所の昔からの顧客が、昼間から飲んでいたり、打ち合わせの場に使っていたりする。それに、飲食目的の新規客が加わり、ナカナカの『カオス』な人間模様を見る事が出来るのだ。。まぁ、私も、バー時代の顧客の一人で、会食後の2軒目・3軒目として使えなくなってしまったのは、残念だが、、昼間からバーカウンターで、煙草を吸いながら、静かに作業できるのは、、正直、、最高な環境なのだ。

私は、決まった席に座り、、ソフトドリンクを飲みながら、このホームページの作業をするのだが、、同時に、周りの席の方々の『面白い話』を探し『聞き耳』を立ててしまうのだ。。元バーなので、カウンターでは昼間から、お酒を頼む方も多く、、そうするとバーのカウンターなので、、こちらに、余裕さえあれば、昔のまま、気さくに話し掛け合う事になり、氏名・職業などツマラヌ事を、名乗らなくとも、、お酒の力もあり、、それに店主の独特な人間性・雰囲気も加わり、、自然と、ザックバランな、他人の本音を聞ける場になる。勿論、余裕が無さそうならば、お互い、触れないのが、バーカウンターの暗黙のルールだが。。しかし、まぁ、昼間からカウンターに座る様な方は、場所柄も重なり、不思議な職業や立場の人達が多く、一番、、余裕が無いのは、私になる。。コラムを書こうにも、何も浮かばない、、そんな時でも、この席に座ると、何故か自然と、何かが、生まれてくるのである。

以前に、建築家の石上純也さんと対談をさせて頂いたが、、正に、ロケーションが、ストーリーを作り出す。私にとって『第四オフィス』は、そんな場所だ。。

最近、、人の話を、以前より聞ける人間に、、なってきた気がする。

色々なモノゴトも、面白いけど、、人って、本当に面白いよね!!

*対談『石上純也 × 大塚昌平』
https://11documents.com/2017/07/10/dialogue-0001/ 

4 件のコメント

    • ほお、、よく読むと、、あまりコラムに関係ないコメントだねぇ。まぁ、良いか。別の店に、飲み行きましょう!

  • 対談おもしろかったです!
    作ってみたいものが、星って、
    果てしない方ですね!
    ぜひ第2弾みたいです!

    • コメント有難う御座います。そうなんです、凄い人なんですよ。対談シリーズは、、やらないとですね。しかし、どうにも、、ナカナカ、、お互いのスケジュールがあわないのです。映画でも、友情出演って、受けてもらうの、大変なのだろうな、、なんて思う、今日この頃です。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA