interest0007 生き物が好きvol.11

生き物が好きvol.11

しかし、、雨が続いて、、出掛ける気になりませんね。。と思いながら、来週までの天気予報を見たら、、水曜日以外、ずっと雨の予想じゃないか!?そうか、そうか、、そうきたか、、

ならば、ということで、、
雨でも関係ない、室内施設で、美しい蝶が、沢山いる『多摩動物公園』に行ってやるさー!

渋滞情報を見るに空いているので、、ビュン!と、50分。『多摩動物公園』に着いた。
しかも、入口の、目の前の駐車場も、、雨だから10台位しか停まっていない、、ガラガラだ。

600円の入園料を払い、昆虫生態園へ一直線!!もし、何もいなかったら、、どうしよう!?と、不安に思いながら、、息を切らしながら坂を登る。何だか想像より小さな施設が、、昆虫生態園らしい、、より不安になりながら、、侵入!突入!!

入るなり、、見た事ない蝶が、、舞い踊っている、、人間など、お構いなしに、飛び乱れている、、『オーーーーー!!!!パラダァーーーーーィス!!』
すげぇなぁ、、、凄すぎる、、

オオゴマダラ   もう、入るなり、、目の前にオオゴマダラが数十匹、、日本では喜界島、与論島以南の南西諸島に分布するはずだが、、多摩動物公園にいたのである。羽根を広げると10センチを超え、優雅な飛び方が、ある意味、不自然で、、見ていて飽きない。

オオゴマダラ   交尾もゆっくり撮影出来る、、風も吹いてないので、、撮影環境として、素晴らしすぎる。

オオゴマダラ   目の前に、沢山止まっているので、、普段は逃げられてしまう、マクロレンズでも、蝶の撮影が出来る。

スジグロカバマダラ   こちらも、本来、宮古島以南の南西諸島に分布だが、、もう、そんなのカンケーねぇー!!蝶が多すぎて、、団体の幼稚園児と共に、私、、テンションが上がる!今日は寒いから、厚着で行ったが、中は、、暑いよ。

ツマムラサキマダラ   おお、、こちら、元々は日本には生息しない、台湾などに生息する蝶で、『迷蝶』つまり、風に乗って、海を超えて、日本に上陸する蝶だったらしい、今まで、八重山諸島や沖縄、奄美諸島で発生しているらしいが、、多摩動物公園では大量発生だよ!

カバタテハ   こちらも日本では『迷蝶』とされているが、近年、八重山諸島の西表島や竹富島などに定着したようだ、、もう言うのも飽きてきたが、多摩動物公園では、、随分前から、定着しているみたいじゃないか!!

イシガケチョウ   とっても不思議なデザインの蝶。目の前の木に、とまっていたのを、見つけた時は、感激!!いつも通り、今しか撮れないのでは!?と慌てて、撮ったのだが、、この昆虫生態園では、時間さえ掛ければ、何度でも巡り会えるのだった、、本当に、凄い事である。。この蝶は、紀伊半島以南・四国・九州・南西諸島に分布する、ふぅーっ、、まだ、、日本の本州にも、分布していてくれて、何か、、良かったよ。

タテハモドキ   羽根にある眼の模様が実に美しい!兎に角、カラフルな目玉柄。しかし、これで、鳥から身を守る擬態が成立しているのだろうか?例え、鳥が目玉柄部分を襲うにしても、、そもそも、この色合い、逆に目立ち過ぎで、狙われるのでは?日本では九州南部以南に生息し、国外では中国南部から西はインド、東はボルネオ島、セレベス島にわたり東南アジアに広く分布しているが、多摩動物公園にはウジャウジャいて、そんな、有り難さを、、忘れさせる。

イシガキモリバッタ?   幼虫 しかし、見た事のないバッタだ。しかも、人から逃げない、、どうなってるんだ!?慣れか?!昆虫も慣れてしまうのか!?誰か教えてくれ、、

イシガキモリバッタ   入って直ぐに、見た事ない色合いのイナゴ!?みたいなバッタが、、これは石垣島に生息してるイシガキモリバッタだそうだ、、やはり南の島の生き物は、カラフルになるね。

トノサマバッタ   カメラを向けると『はい、了解!』ポーズを決めてくれた。多分、トノサマバッタだと思うんだけど、、兎に角、逃げない!どうしてだ!?草はらで、トノサマバッタを撮影するのは、、逃げる一度の跳躍距離が長く、非常に難しいのだが、、こんなに違うのは、、クローンか、何か、なのでは!?

ツマベニチョウ   これは本当に、綺麗な蝶。格好良いなぁ!表は、、日本国旗を彷彿させる、鮮やかな白と紅。。裏は、枯葉のような柄と白。日本では、鹿児島南端から沖縄、そして台湾、中国南部を経てインド、フィリピンなどに分布している。

ツマムラサキマダラ   紫が目立つのが、、オスみたいね!羽根がボロボロなのは、、、何に襲われたんだ?!昆虫生態園内は、カマキリとか、蜂はいるけど、鳥はいないから、、ただ、長生きなのかな。。

タイワンキチョウ    もう何十匹もいて、、感動もクソも無い!のだが、、公園なんかで観たら、やはり発色に目を奪われるのだろう。こういう小さい蝶も良いねぇ。。日本では、西表島と石垣島に生息する。

リュウキュウアサギマダラ   美しいねぇ。。アサギマダラより一回り小さく、日本では南西諸島に生息する。食草のガガイモ科植物に含まれるアルカロイドを体内に持ったまま成虫になるので、、この蝶を食べても苦いらしく、それによって鳥に食べられるのを防いでいる。。って、、食わなきゃわからねーじゃん!ゴーヤか!?

不明   『仮面ライダーアマゾン』みたいな色合い。。ヨコバイかアワフキか、、いつものカメムシ目。やっぱり、これも、、関東にはいない種類なのかな?謎だ、、

いや〜600円で、この充実した内容。素晴らしいよ。素晴らしい。
そもそも、室内だから、雨でも問題ないのだが、、何より、風が無いのが本当に素晴らしいね。普段は少しでも風があると枝が揺れて、フォーカスがズレるのだけど、そんな心配が無いのだ!いる昆虫達は、近づいても逃げない奴等が多く、それも撮影する側として楽で良い。蝶なのに、マクロレンズが使えるのである。
そして、関東に存在しない種類を観れるのも嬉しい。

つまり、、練習場としては素晴らしい環境すぎるのだ!
今回は、次回も楽しむ為に、、ワザと取り残しを沢山作ってきた、、

また行こう!

5 件のコメント

    • コメント有難う御座います。季節の問題も御座いますが、、今、ちょっと水面下で『生き物シリーズ』で、トライしている事がありまして、、実験段階なので、、カタチになってきたら、報告させて頂きますね。

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