クリップレンズを試すよ!
皆様もご存知のように、私は愛機EOS-M6で、もう、やたらと昆虫写真を撮るのだが、、
実は、、正直に言うと、もはや、Mシリーズの限界を感じている。。
既に、やれる事は、試した気もするし、買えるものは買った。当然、Mシリーズのレンズは、下のように、、揃っている、、、
気づけば、こんな状態で、、M6のデザインのシャープさなど、もはや、どこに感じていたのか!?遠い記憶だ、、
そう、、腕を上げたくとも、、どうにもこうにも、、私の求めるソレは、M6では、届かぬ、、高嶺の花なのだ、、世界のトップレベルの昆虫写真を撮る人達は、やはり、それなりのトップモデルの一眼を使用しているのだ、、マクロや、動きのある写真を並べると、その差は歴然で、何故、初めからEOS 5Dにしなかったのか!?と、若干、後悔してしまう、今日この頃なのだ、、、
しかし、、世界は広く、、驚かされる。
私のような、、価値観だけでは無いのだ、、
そもそも、私は、アイフォンでの、昆虫写真の撮影への限界を感じて、EOS-M6を買ったのだが、、アイフォンを、どうにかする事など、考えた事もなく、距離のある場所の被写体が撮りたくて、初めは、EOS-M6の200mmのレンズが、凄く嬉しかった、、しかし、結局、もっと細かいディテールを写したくなり、今では、マクロレンズがメインになっている。つまり、アイフォンと同じ、接写なのだ。10cm以内の世界に、気付けば、戻ってきているのだ。そのような中、最近、インスタグラムで、タイとインドネシアの昆虫写真家達から同じ内容で、DM(ダイレクトメッセージ)が来た。
彼等:『この写真、なんのマクロレンズ使ってるの?』
私 :『EOS-M6のEF-M28mm F3.5 macro』
彼等:『あっ、そうなんだ。凄いね。ずっと、クリップレンズだと思ってたよ。』
私 :『えっ、あなたクリップレンズで、その写真撮ったの?』
彼等:『そうだよ。スマートフォンで!』
そう、彼等は、スマートフォンに、クリップレンズを付け、マクロ撮影やら、なんやら、、EOS 5Dクラスの、驚くほどのクオリティーを、やってのけるのである。
正直、長らく、、嘘だと思っていたのだが、撮影時の写真まで見せてくれるので、、最早、、疑う余地も無い。。という事で、、、
私 :『俺も、やってみたい!どのメーカーのレンズ買えば良い?』
彼等:『AUKEYかPROSUMERかな?!PROSUMERはインドネシアでしか売ってないよ!』
私 :『ありがとう、買ってみる!』
そうだ、、世の中、格好じゃない!5Dに手を出す前に、まだ、やれる事があるのだ。。そう、結果が同じになる可能性が有るなら、、安い方から試すべし!!という事で、、とりあえずAMAZONで2,500円位の、下のAUKEYのクリップレンズを買ってみた!
*因みに、彼等のクリップレンズは、これらをベースに改造されているようです、、、
ほうほう、、、意外と大きな箱で来ましたねぇ。。楽しみ〜
ほうほう、、何だこりゃ、、ほうほう、、意外と、重みあるじゃない、、
ほうほう、こういう事かい、、これは、マクロの上に広角が付いている状態。でかいねぇ。まぁ、でかい方は、多分、、使わないけどね、、あら?!15×macrolensって、1.5倍の事だろ?!15倍なの??んな訳ないよね、、
アイフォンに付けてみました、、あら、ご立派!!もう既に、センスゼロだね!!
待て待て、私のメインはマクロだから、、広角を外した、上の写真のマクロ設定になる。。うぁ、ダセぇ、、よりダサすぎる。。レンズと言うより、虫眼鏡じゃないか!?まぁ、見た目じゃない。。見た目じゃないんだ、、男は、中身だろ!中身と金さ!!という事で、、まぁ、撮ってみるか、、
これが、アイフォン通常時の、ギリギリフォーカスの場合。そしてマクロを搭載すると、、
おお、、寄れるねぇ、、何だか、凄く大きくなった気もするぞ、、これは1.5倍なのかも、、期待できるぞ。という事で、外に出て、何か撮ってみよう!
まずは、アイフォンで、近所の花を撮ってみる、、こんなモンか、、、
マクロのクリップレンズを搭載!ほう、、ここまで寄れる。でも、風で揺れると、、何か、、ピンが、難しいなぁ、、どうするんだ!?そもそも、ピンが判りづらい色合いだなぁ、、撮るモノを間違えたか、、
という事で、緑色で、再度、これがノーマル時!アイフォンは周りのボケが少ないのが凄い。
はい!マクロ搭載!おお!凄いんじゃないか!?しかし、オートフォーカスに慣れてないからか、使いづらいのと、、ちょっと背景のボケとのコントラストの差が激しいなぁ、、そうか、、そもそも、比べたいのは、EOS-M6のマクロとだったのだ、、同じのを撮ってみよう!
あれ?!やっぱり綺麗だなぁ、表情が、細かいね、、EOS-M6のマクロのスーパーマクロ時は最大理論値1.25倍だったかな、、というと、クリップレンズは1.2倍くらいになるかな、、まぁ、アイフォンのマニュアルフォーカスのやり方、判らないし、EOS-M6は、マニュアルだし、有利すぎる!きっと、もう少し使えるようなればAUKEYは、1.5倍出せそうな気もする、、折角だから、もっと撮ってみよう!!
EOS-M6のEF-M28mm F3.5 macro VS AUKEY 2-in-1 Lens Set macro
それでは、、先手 AUKEY 2-in-1 Lens Set macroから
ふむふむ、ヘタクソだな、、しかし、冬は、横からの光で嫌いだ!では、後手、EOS-M6!
何故だか、AUKEY のピントが合わせづらく、、倍率が出ない、、こうみると、やはりEOS-M6の方が、寄れるし、表情も、奥行きとの突然のムラがなく柔らかい、、数段上に見えるのだが、どうなのだろう、、
第二戦 先手 AUKEY 2-in-1 Lens Set macro
あれ?こんなお洒落な被写体なのに、AUKEYはシャープさに欠けるなぁ、、後手、EOS-M6
ん??繊細そうに見えるのは、EOS-M6だが、、良く見ると、AUKEYは、何となく全体的にピントが合ってる。つまり、ピントの合う深度はAUKEYの方が深い気がする。正に、EOS-M6の弱点を突いた感じだな、、逆か、アイフォンの特徴か!?いや、、比べるなら、もっと、F値を極端に上げるべきだったか、、失敗した、、
第三戦 先手 AUKEY 2-in-1 Lens Set macro
ふむふむ、、、ナカナカ、やるではないか。では、後手、EOS-M6
うーん。これはフォーカスの自由度の問題かな、、EOS-M6はマニュアルで操れるので、綿毛部分にも、種子部分にも、フォーカスを動かせる。AUKEYはそれに比べ、自由度はないが、、綿毛にも、種子部分にも、何となくフォーカスが合って見える。これは第二戦でも、出た深度の違いが関係するのかもしれない。因みに、どちらも綿毛にフォーカスで撮ってます。
第四戦 先手 AUKEY 2-in-1 Lens Set macro!!
ふむふむ、、では、後手、EOS-M6!
これは、フォーカスが上手く合って、倍率は同じ位、出たなぁ。。でも質は、色々マニュアルで操作できる分、圧倒的に、EOS-M6。まぁ、まだ、AUKEYの使い方(アイフォンの操作・設定)が、全然判っていないし、慣れていない、、ちょっと研究が必要そうだ、、それと、冷静に考えると、、M6のF値も極端に変えてトライしてない事に気付いたし、、これはまた、再検証が必要に思える。
しかし、、マクロレンズだけで、比べた場合、金額ほどの差は無いような、気もしてきた。
2500円位と15万円位(本体コストも含む)、、因みに、クリップレンズにも、、色々な種類があり、AUKEYで2万円のモノもあるのだ。
ん?ん?待て、、あれ!?
これは、、これこそ、、もしかして、、
ケチらず、、2万円を先に買うべきだったのか!?
どうしよう、、間違えたのか!?
また、安物買いの、、銭失いか!?
あ〜、、2500円と2万円の差も知りたーい!!
まぁ、人生間違いだらけさ!気にするな!
*オマケに、通常時(上)と、AUKEY広角レンズ使用時(下)の画像を!
普通で、、既に、、良いじゃないか、、
この広角、、無理矢理感あるなぁ、、、まぁ、こんなモンか、、、
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