生き物が好きvol.10
秋は短いなぁ。。もう、冬が、、直ぐそこまで、近づいてきている。
10月は、アパレルで云うならば、、『新しいコートを買ってもらわなきゃ!』の季節だ。
夏は、多くの虫達が乱立しているのだが、この時期は、、やはり、種類が減る。
もう少し、早くカメラに慣れていれば、もっと、色々楽しめたかも知れないが、、残念ながら、季節は巻き戻せないので、、今年は、ここ等辺で、一区切りとしよう。
ナミアゲハ 3齢幼虫 まだ全長1cm位。我が家の、御近所の花壇なので、これからの成長が楽しみ。早く緑の幼虫にならないかなぁ。
モンシロチョウ こんなポピュラーな蝶だが、初めて撮る。ナカナカ良いじゃないか、、
オオチャバネセセリ 9月後半から、兎に角、セセリチョウが大量に、目立つ様になった。(他の蝶が減ったのかな?)スピード感ある飛び方や、上の様な、スペースシャトルみたいな、4枚の羽根を独特に開いた止まり方は、実に興味深い。。
キタテハ ツマグロヒョウモンや、ヒメアカタテハが多い中で、、キタテハは嬉しい。羽根は、破れているのではなく、元々、このギザギザなデザインで、表は、写真の様に綺麗な柄だが、裏は、葉に擬態出来る様に、落ち葉模様になっている。
コカマキリ この季節はカマキリとの遭遇確率が高い。コカマキリは小さいので、その分、直ぐに草木の中に逃げてしまう、上手く、行く手を、手で塞ぎ、コントロールしながら、撮影しなければいけない。しかしながら、、この撮影、、中腰で、、草むらに突っ込み、追いかけながら、、時に跪き、、15分も経つと、汗ダクに。清々しい秋風の中、、汗ダラダラをハンカチで拭く、、周りの人には理解出来ない、不思議な光景を作り出しているのだ。
カマキリ オオカマキリとチョウセンカマキリの判別は、前回同様、未だ、、解らないが、、雄の美しいカマキリ。この時期、雌も多く見かけるが、妊婦のケースが多く、身重で、キビキビと動けない。その為か、接写すると、表情も不安げで・弱々しいケースが多い。やはり、カマキリは強気な悪そうな顔じゃないと!!ドキドキしないよね!?
コカマキリ これは最近の一番のお気に入り。小さいのに素晴らしい余裕を見せてくれたスーパーモデルさんであった。是非、撮影される側として、皆に、この様な素晴らしいスタンスを学んで欲しいものだ。
ハネナガイナゴ 草むらを歩くと、慌てて飛び跳ねる。この時期、多すぎて、普段は撮る気が、全く沸かないのだが、、何も見つからな時は、練習として、、暇つぶしに、、撮る事になる。
ハリカメムシ 幼虫 これは、カメムシの中でも、触覚が独特で、ヒラタカメムシやノコギリカメムシに似ているのだが、、ネットで調べるにハリカメムシの幼虫らしい。成虫になると、触覚も、普通になると云う事なのか!?疑問だ。
ホオズキカメムシ カメムシは面白いデザインで、しかも動きが、それ程、機敏ではないので、撮影しやすく、大好きだ。ホオズキカメムシはオスが縄張りを持ちハレムを作るらしい。通常2・3頭だが、多い場合、10頭のメスの群れを持つこともあり、、何と、、一日に5頭程度までと交尾可能らしい。ほう、、そりゃ大変そうだが、、しかし、ハレムには拘束力は無く、メスはいつでも出入り可能なシステムだそうだ。あ〜やっぱり、、オスは働かされてるのね。。まぁ、自然界の生存競争の知恵なんだね。
クサギカメムシ おっ、珍しく綺麗に撮れた。こういう写真は、あまり撮れないので(撮らない)、図鑑っぽくて良いね!
不明 アワフキなのかヨコバイなのか?まぁ、こういうのは前回も書いたが、、全てカメムシ目なのだろう、、眼の柄が素晴らしいよね!?不思議なデザインだ、、生き物って面白いね。
ワカバグモ いや〜若草色の綺麗な蜘蛛なんだよ。でも、、それより、顔が面白いのだ。何だが、、マンドリルみたい。拡大すると、眼が一杯だけど、見てみて!
オオシロカネグモ 躍動感が良いよね!松と蜘蛛の足が、、絵になるねぇ。ジョロウグモと違って派手な色が入ってないから、松と合うんだろうねぇ。近づいてくるカメラに驚いていますね。
ジョロウグモ この季節、彼等は大暴れだ。寒さで弱った多くの虫達が、蜘蛛の巣に掛かっている。蝉やキリギリスなど、ジョロウグモよりも遥かに大きなモノが掛かっているのを見たが、、何故か放置されていた、やはり、大き過ぎるのだろうか、、
しかし、、、この夏、どれほどの写真を撮っただろうか、、このホームページに載せたのは、ごく一部で、かなり、選別されたものだ。種類の解らないものや、、珍しいモノだが、ピンが納得いかなかったり、、ナカナカ難しいモノだ。色々撮ってみて、総じて思うのは、日本の生き物は、色使いが非常にシンプルだ、、草木や花などの植物がシンプルだから、擬態する生き物達も自然とシンプルになるのだろう。
まぁ、、、こっからだな!
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